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プラットフォームの規則YouTube Shorts

プラットフォームの規則

切り抜きチャンネルはYouTube Shortsで稼げますか?

YouTubeはShortsのクリエイターに、クリエイタープールの割り当て分の45%を支払います。ただし再利用コンテンツに関するポリシーにより、付加価値の乏しい切り抜きチャンネルは、許可があっても収益化できません。

更新日:2026年9月28日読了1分出典10件

要点

稼げますが、YouTubeがチャンネルをYouTubeパートナープログラムに受け入れ、そのShortsが再利用コンテンツに関するポリシーを満たす場合だけです。2026年9月時点で、Shortsの広告収益には、チャンネル登録者1,000人に加えて、12か月間の総再生時間4,000時間、または90日間のShortsの再生回数1,000万回が必要です。2027年2月1日からは、新規の申請者には8,000時間またはShortsの再生回数2,000万回が必要になり、すべてのチャンネルは、Shortsのクリエイタープールから収益を得るために、90日間でShortsの再生回数1,000万回が必要になります。クリエイターは、割り当てられたShortsの収益の45%を受け取ります。再利用コンテンツに関するポリシーはチャンネル全体を評価し、「元のクリエイターから許可を得ている場合でも」適用されます。そのため、最小限の変更でクリップを再投稿するチャンネルは、たいてい審査で却下されるか、収益化を停止されます。

このページの内容
  1. 支払い元は2つ:キャンペーンとYouTube
  2. YouTubeパートナープログラムの基準:現在と2027年2月以降
  3. Shortsの収益分配の仕組み
  4. 本当の関門は再利用コンテンツに関するポリシー
  5. YouTubeが支払わない再生
  6. Content IDと、ほかのクリエイターのクリップ
  7. 収益化できる切り抜きチャンネルの姿
  8. よくある質問
  9. 出典

支払い元は2つ:キャンペーンとYouTube

Shortsの切り抜き師は、切り抜きキャンペーンから、YouTubeから、またはその両方から報酬を受け取れます。それぞれのルールは別々です。

キャンペーンが支払うのは、配信者、ポッドキャスト、ブランド、レーベルが設定した予算からの、1,000回再生あたりの報酬です。これにはYouTubeパートナープログラム(YPP)への参加は必要ありません。2026年9月25日のClipsterの公開一覧では、募集中の切り抜きキャンペーン22件のうち59%がYouTubeへの投稿を受け付けていました(Clipsterの最新キャンペーンデータを参照)。

YouTubeが支払うのは、ショートフィードの広告とYouTube Premiumの収益の分配です。ただし、対象はYPPに参加しているチャンネルだけで、YouTubeがオリジナルとして扱うShortsに限られます。クリップがキャンペーンの報酬を得ても、YouTubeからは何も得られないことがあります。

YouTubeパートナープログラムの基準:現在と2027年2月以降

YouTubeは2026年8月10日に変更を発表しました。変更は2027年2月1日に発効します。すでにYPPに参加しているチャンネルは引き続き参加できますが、影響を受ける機能で収益を得続けるには、2027年1月31日までにYouTube Studioで更新後の規約に同意する必要があります。

やりたいこと2026年9月時点のルール2027年2月1日からのルール
ファンファンディングとショッピング(メンバーシップ、Super Chat、Super Thanks、ショッピング)チャンネル登録者500人、過去90日間の公開アップロード3本、さらに12か月間の総再生時間3,000時間または90日間のShortsの再生回数300万回変更の発表なし
広告とPremiumの収益のためにYPPに参加するチャンネル登録者1,000人と12か月間の公開動画の総再生時間4,000時間、またはチャンネル登録者1,000人と90日間の有効なShortsの再生回数1,000万回新規の申請者:チャンネル登録者1,000人と365日間の総再生時間8,000時間、または90日間の有効なShortsの再生回数2,000万回
ある月にShortsのクリエイタープールから収益を得るYPPに参加し、ショート収益化モジュールに同意する加えて、過去90日間の有効なShortsの再生回数が1,000万回以上
YPPでアクティブな状態を保つアップロードも投稿もない状態が6か月続くと、YouTubeは収益化をオフにすることがある365日間の総再生時間1,000時間、90日間のShortsの再生回数100万回、90日ごとに長尺動画2本またはShorts5本のアップロードのいずれかを満たせばアクティブ

すべての申請者は、チャンネル収益化ポリシーに従うこと、YPPを利用できる国に居住していること、有効なコミュニティガイドラインの違反警告がないこと、2段階認証プロセスをオンにしていること、高度な機能を利用できること、YouTube向けAdSenseアカウントを1つリンクしていることも必要です。

Shortsのチャンネルがつまずきやすい点が2つあります。第一に、ショートフィードでのShortsの再生時間は、4,000時間の経路には算入されません。第二に、基準を満たしても、審査の待ち行列に入るだけです。YouTubeによると、審査には通常約1か月かかり、チャンネル全体が確認されます。却下された場合は、21日以内に異議を申し立てるか、30日後(再度却下されたあとは90日後)に再申請できます。

2027年2月以降、Shortsの再生回数1,000万回という基準に届かなくても、YPPから外されるわけではありません。その月のShortsのクリエイタープールからの収益が止まるだけで、長尺動画の収益には影響しません。

Shortsの収益分配の仕組み

YouTubeは、Shortsの再生1回あたりの固定単価を支払っているわけではありません。毎月、ショートフィードの広告収益をプールし、それを分配します。YouTubeのヘルプページは、4つの手順を説明しています。

  1. プールする。ショートフィードでShortsの間に表示される広告の収益を合算します。
  2. 音楽の費用を取り分ける。音楽のないShorts動画は、収益の全額がクリエイタープールに入ります。楽曲が1曲なら、半分がクリエイタープールに、半分が音楽のライセンス費用に充てられます。2曲なら、3分の1がプールに入ります。
  3. 再生回数で割り当てる。収益化している各クリエイターは、国ごとに、対象となるShortsのエンゲージビューに占める自分の割合と同じ割合を、プールから割り当てられます。
  4. 収益分配率を適用する。音楽の有無にかかわらず、クリエイターは割り当て額の45%を受け取ります。

計算例(YouTube自身による仮定の例)。A国で、Shortsが1億回のエンゲージビューで$100,000の広告収益を得たとします。音楽の費用が$10,000なので、クリエイタープールは$90,000です。自分のShortsのエンゲージビューが100万回なら、全体の1%なので、割り当ては$900です。その45%を受け取るので、$405になります。これらの数字はYouTubeによる説明用のもので、典型的な単価ではありません。

数えられるのは、ショート収益化モジュールに同意したあとの再生だけです。2027年2月1日から、YouTubeは「ターゲット型のShorts広告」を追加します。広告主が5つ以下のチャンネルをターゲットにした場合、条件を満たすクリエイターは、クリエイタープールに加えて、その広告の純収益の45%を受け取ります。

本当の関門は再利用コンテンツに関するポリシー

YouTubeは再利用コンテンツを、「独自の重要な解説、実質的な変更、教育的価値やエンターテインメントとしての価値を加えずに、すでにYouTubeやほかのオンラインソースにあるコンテンツを転用する」チャンネルと定義しています。このポリシーのうち、切り抜き師にとって特に重要な点が3つあります。

  • チャンネル全体を評価する。審査担当者は、動画、チャンネルの説明、タイトル、説明文を確認します。「あなたがそのコンテンツを作ったと明確に判断できない場合、チャンネル全体の収益化が無効になることがあります。」
  • 許可は役に立たない。「このポリシーは、元のクリエイターから許可を得ている場合でも適用されます。」このポリシーは「著作権、許可、フェアユースに基づくものではありません」。キャンペーンによる許諾は著作権の問題を解決しますが、再利用コンテンツの問題は解決しません。
  • クリップが名指しされている。収益化が認められないものとして、「お気に入りの番組のシーンを、ストーリー性がほとんど、またはまったくない形でつなぎ合わせたクリップ」、「ほかのSNSサイトから集めてまとめた短い動画」、「ほかのクリエイターによって何度もアップロードされたコンテンツ」、「他人のコンテンツの宣伝(許可を得ている場合でも)」が挙げられています。

YouTubeは、収益化が認められるものも挙げています。「批評的なレビューにクリップを使うこと」、「元の動画にコメントするリアクション動画」、「ストーリー展開と解説を加えた、ほかのクリエイターの映像の編集」、「アップロードしたクリエイター本人が主に登場する」コンテンツ、そして「実質的な編集を示し、そのチャンネルならではのものであることがわかる」エフェクト付きの編集映像です。YouTubeが示す判断基準は、視聴者が「元の動画と自分の動画との間に意味のある違いがあるとわかる」かどうかです。

2025年7月15日、YouTubeは、大量生産された繰り返しの多いアップロードを対象に含めるため、「repetitious content」(繰り返しの多いコンテンツ)のポリシーを「inauthentic content」(本物でないコンテンツ)に改称しました。クリップ、まとめ動画、リアクションに関する再利用コンテンツのポリシーに変更はないと述べています。

YouTubeが支払わない再生

YPPに参加していても、YouTubeが支払うのは、対象となるエンゲージビューに対してだけです。Shortsの収益化ポリシーは、対象外の再生の例を挙げています。

  • 「他人の映画やテレビ番組の未編集のクリップ、YouTubeやほかのプラットフォームにあるほかのクリエイターのコンテンツの再アップロード、オリジナルのコンテンツを加えていないまとめ動画など、オリジナルでないShorts。」
  • 「自動クリックやスクロールのボットによるものなど、Shortsの人為的または偽の再生。」
  • 広告掲載に適したコンテンツのガイドラインに従っていないShortsの再生。
  • ブロックされたShortsの再生。

したがって、切り抜きチャンネルは、YPPに参加していても収益がわずかにとどまることがあります。他人の動画のクリップであるShortsが、1本ずつ対象から外されるためです。

Content IDと、ほかのクリエイターのクリップ

Content IDは、条件を満たす著作権者向けの、YouTubeの自動照合システムです。一致が見つかると、著作権者のポリシーに応じて、動画をブロックする、広告を表示して収益化する、視聴状況を追跡する、のいずれかが行われます。Content IDの申し立ては、著作権侵害の違反警告ではありません。YouTubeによると、違反警告は有効な著作権侵害による削除通知からのみ発生します。著作権とフェアユースを参照してください。

長めのShortsには独自のルールがあります。2024年10月15日以降、最長3分の正方形または縦型のアップロードはShortsに分類されています。3分のShortsに関するYouTubeのページは、2026年9月24日以降、有効なContent IDの申し立てがある1分を超える新しいShortsは、「自動的にはブロックされなくなり、再生可能なまま残る場合があります」としています。YouTubeのほかの一部のヘルプページは、いまもそうしたShortsはブロックされると書いています。ページの内容が一致するまでは、1〜3分のクリップをアップロードするたびにYouTube Studioで確認し、長めのShortsへの申し立ては再生回数に対するリスクとして扱ってください。

収益についてYouTubeは、現時点でクリエイタープールを減らすのは音楽コンテンツだけであり、ほかのコンテンツに「Content IDの収益化ポリシーが設定されている場合でも」それは変わらないと述べ、ほかの種類のコンテンツについてはモデルをまだ開発中だとしています。音楽については、最長3分のShorts動画で、Shortsのオーディオライブラリにあるほとんどの楽曲を最長90秒まで使えます。一部の楽曲は60秒または30秒に制限されています。

収益化できる切り抜きチャンネルの姿

YouTubeが認める例は、1つの型を指し示しています。チャンネルは、視聴者が目や耳で確かめられる何かを加えなければなりません。実際には次のとおりです。

  • 自分の声または顔。ナレーションによる分析、話し言葉の解説が付いたリアクション、または自分がカメラに映ること。言葉をほとんど伴わないリアクションは、認められないものに挙げられています。
  • ストーリー性。見どころの羅列ではなく、前置き、そのシーン、そして結論。
  • 目に見える編集作業。構成、自分で書いた字幕、情報を加えるグラフィック。「実質的な変更を何も加えていない」ダウンロードしたコンテンツは、認められないものと明記されています。
  • 明確なチャンネルの個性。自分が何を加えているのかを、チャンネルの説明に書きます。審査担当者はそれを読みます。
  • はっきりした目標。キャンペーンの報酬だけが目的なら、YPPは必要ありません。YouTubeからの支払いもほしいなら、最初のアップロードから、再利用コンテンツの審査を前提にチャンネルを作ってください。審査はチャンネル全体を見るからです。

よくある質問

ほかのクリエイターから許可をもらえば、そのShortsを収益化できますか?

許可は著作権の問題を解決しますが、YouTubeの再利用コンテンツに関するポリシーは解決しません。YouTubeは、このポリシーは「元のクリエイターから許可を得ている場合でも適用されます」と述べ、「他人のコンテンツの宣伝(許可を得ている場合でも)」を収益化が認められないものに挙げています。意味のある解説、ストーリー性、編集が必要です。

YouTubeはShortsの1,000回再生あたりいくら支払いますか?

YouTubeは固定の単価を公表していません。毎月ショートフィードの広告収益をプールし、国ごとのエンゲージビューに占める各クリエイターの割合に応じて割り当て、その割り当て額の45%をクリエイターに支払います。YouTube自身による仮定の例では、1つの国でのエンゲージビュー100万回に対して$405になります。

Shortsの再生は、YPPの総再生時間4,000時間に算入されますか?

いいえ。YouTubeによると、ショートフィードでのShortsの再生による再生時間は、4,000時間の基準には算入されません。Shortsは、90日間の有効なShortsの再生回数1,000万回(2027年2月1日からの新規申請者は2,000万回)という別の経路で数えられます。

Content IDの申し立てを受けると、チャンネルに違反警告が付きますか?

いいえ。YouTubeによると、違反警告は有効な著作権侵害による削除通知から発生するもので、申し立てとは別物です。それでも申し立てによって、Shorts動画がブロックされる、著作権者の広告が表示される、視聴状況が追跡される、といったことは起こりえます。

2027年2月1日に、Shortsのチャンネルでは何が変わりますか?

新規のYPP申請者には、365日間の総再生時間8,000時間、または90日間のShortsの再生回数2,000万回が必要になります。すべてのクリエイターは、その月にShortsのクリエイタープールから収益を得るために、過去90日間の有効なShortsの再生回数1,000万回が必要になります。既存のメンバーはYPPに残りますが、2027年1月31日までに新しい規約に同意する必要があります。

切り抜きキャンペーンで稼ぐのに、YouTubeパートナープログラムは必要ですか?

いいえ。キャンペーンは、再生回数に基づいて、キャンペーン自身の予算から支払います。YPPが関係するのは、YouTubeが支払うお金だけです。

出典

このページの記述はすべて、上記の日付にこれらの出典と照合しました。プラットフォームの規則と単価は頻繁に変わります。 誤りを見つけたらお知らせください。

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