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はじめに用語集

はじめに

切り抜き用語集:切り抜きで使われる用語の意味

切り抜きの用語67語をわかりやすく定義。CPM、RPM、per 1M、最低再生回数、投稿ごとの上限、クリップファーム、VOD、フック、捨てアカウント、ウォームアップ、Sparkコード、再利用コンテンツなど。

更新日:2026年9月28日読了2分出典20件

要点

切り抜きには、報酬、キャンペーン、コンテンツ、アカウントについての独自の語彙があります。最も重要な用語は、CPM(検証済みの1,000回再生あたりにキャンペーンが支払う単価)、最低再生回数(クリップが報酬を得始めるのに必要な再生回数)、投稿ごとの上限(1本のクリップが得られる最大額)、募集要項(各クリップが従うべき規則)です。場面によって意味が変わる用語もあります。広告ではCPMは広告主が支払う額ですが、切り抜きでは自分が受け取る額です。この用語集は67語を定義し、プラットフォームが用語を定義している場合はその出典を示します。

このページの内容
  1. お金と報酬の用語
  2. キャンペーンの用語
  3. コンテンツと編集の用語
  4. アカウントとプラットフォームの用語
  5. 文脈によって意味が変わる用語
  6. よくある質問
  7. 出典

お金と報酬の用語

「Clipster」と記した数字は、2026年9月25日時点のClipsterの公開キャンペーン88件をFastClipが記録したスナップショットによるものです(Clipsterのデータ)。

用語意味
CPMCost per mille(1,000あたりのコスト)。切り抜きでは、検証済みの1,000回再生あたりにキャンペーンが支払う単価です。Vyroは「各キャンペーンには、1,000回再生あたりの報酬単価(CPM)が記載されている」としています。広告では、広告のインプレッション1,000回あたりに広告主が支払うコストです。CPMとRPMを参照してください。
RPMRevenue per mille(1,000あたりの収益)。1,000回再生あたりに実際に得る額です。YouTubeは「1,000回再生あたりの総収益(YouTubeの収益分配後)」と定義しています。
eCPM実効CPM。実際の収益を再生回数で割り、1,000を掛けたものです。再生回数が最低値に届かなかったり、上限に達したり、却下されたりすると、公表されたCPMより低くなります。Content Rewardsは、サンプルのダッシュボードでCPMの隣にeCPMの数字を表示しています。
Per 1M100万回再生あたりの単価。Clipsterは単価をこの形で表示します。per 1Mで$1,000は、CPM $1に相当します。
報酬単価(reward rate)ブランドがキャンペーンに設定する1,000回再生あたりの報酬を指す、Whopでの呼び名です。
予算(budget)支払う側がキャンペーンのために入金する総額。Clipsterの公表予算の中央値は$2,440でした。
予算消化率(budget used)予算のうち、切り抜き師がすでに獲得した割合。100%に達すると、新しい再生回数は報酬を生まなくなります。
最低再生回数(view minimum)クリップが報酬を得始めるのに必要な検証済みの再生回数。Clipsterでは1,000〜7,500回、中央値2,000回。
投稿ごとの上限(per-post cap)1本のクリップが得られる最大額。クリップごとの最大支払額とも呼ばれます。Clipsterの切り抜きの中央値は$675。
クリエイターごとの上限(per-creator cap)1人の切り抜き師が1件のキャンペーンから得られる最大額。Clipsterの切り抜きの中央値は$1,750。
固定報酬(flat fee)承認された提出物1件ごとの固定額。再生回数に応じた報酬の代わりに、またはそれに上乗せして支払われます。Whopでは、ブランドが承認済みの提出物1件ごとの固定報酬を任意で追加できます。
リテイナー(retainer)合意した成果物一式に対して、周期ごとに支払われる固定額。Content Rewardsがキャンペーンの方式として提供しています。
ブースト報酬(boost fee)ブランドが自分の投稿の広告コードを購入したときに受け取るお金。Clipsterは、Boost Code 1つごとにブースト報酬を計上し、キャンペーンの報酬の上限の対象外としています。
最低支払額(payout threshold)出金できるようになる最低残高。Vyroは$10で、7日間に1回まで。Content Rewardsは、出金の最低額はないと明記しています。
保留期間(holding period)報酬を得てから出金できるようになるまでの期間で、不正チェックに使われます。Content RewardsのCPMキャンペーンでは、承認後に7日間の報酬対象期間、その後に3日間の保留があります。
報酬の回収(clawback)クリップが却下されたり、不正だと判明したりした後に、支払いを取り消すこと。Content RewardsもVyroも、規約でこの権利を留保しています。
プラットフォーム手数料(platform fee)マーケットプレイスが収益から取る取り分。Content Rewardsは一律10%と明記しています。ただし、予算が$5,000以上の投稿ごと報酬型とリテイナー型のキャンペーンは除きます。
Creator Rewards Program1分を超えるオリジナル動画を対象とするTikTokの収益化プログラム。18歳以上、フォロワー10,000人、直近30日間の動画再生100,000回が条件で、有償のプロモーションは対象外です。
Creator PoolShortsフィードの広告収益をまとめたYouTubeのプール。各クリエイターのエンゲージビューの割合に応じて分配され、クリエイターは割り当て分の45%を受け取ります。
YPPYouTube Partner Program。2027年2月1日以降、新規の申請者は、365日間で8,000時間の総再生時間か、90日間で2,000万回のShortsの再生が必要です。

キャンペーンの用語

用語意味
キャンペーン(campaign)決められた規則のもとで、再生回数または投稿に対して切り抜き師に支払う、入金済みの募集。切り抜きキャンペーンを参照してください。
募集要項(brief)キャンペーンの規則を書いた文書。映像、プラットフォーム、長さ、ウォーターマーク、字幕、タグ、開示を定めます。Content Rewardsの規約は、ほかの連絡手段だけで伝えられた条件は「あなたに対して強制できない」としています。
切り抜きキャンペーン(clipping campaign)配信やポッドキャストなど、支払う側自身のコンテンツから作る短いカットに支払うキャンペーン。
音源キャンペーン(sound campaign)音楽キャンペーンとも呼ばれます。キャンペーンの曲を音源として使った、内容に合う動画に支払います。Clipsterのキャンペーン88件のうち49件が音楽でした。
ロゴキャンペーン(logo campaign)テンプレートでブランドのロゴを入れた自分のコンテンツに支払います。Clipsterは、ロゴが「常にはっきり見える」状態であることを求めています。
UGCUser-generated content(ユーザー生成コンテンツ)。ブランドのために自分で撮影するオリジナルのコンテンツで、投稿ごとの報酬やリテイナー契約が多いです。
コンテンツフォルダ(content folder)募集要項が切り抜き元として指定する、Drive、frame.io、Discordのソース。Clipsterの切り抜きキャンペーンの82%が指定していました。
応募制(application-only)投稿する前に応募が必要なキャンペーン。Clipsterの切り抜きキャンペーンの23%。
提出物(submission)審査のためにキャンペーンへ送る投稿のリンク(場合によってはファイルも)。
提出数の制限(submission limit)アカウントごと、場合によっては1日ごとに提出できるクリップの最大本数。Clipsterの中央値はアカウントごとに50本。
承認(approval)クリップが募集要項を満たしているというブランドの判断。報酬を得るのは承認されたクリップだけです。
ボットスコア(bot score)Content Rewardsが提出物ごとに付ける、0〜100の不正リスクのスコア。スコアが高いと、人による審査のために支払いが保留されます。
フラグ付き再生(flagged views)マーケットプレイスが偽物だと疑う再生。フラグの付いた提出物は保留または却下され、その再生には報酬が支払われません。
エンゲージメント率(engagement rate)再生回数に対する反応(いいね、コメント、シェア、保存)の割合。どの反応を数えるかはキャンペーンごとに定義されます。
最低エンゲージメント率(engagement minimum)キャンペーンが受け入れる最も低いエンゲージメント率。Clipsterの規則では、プラットフォーム全体で0.2%、「CPMの高いキャンペーンでは最大3%」です。
掲載維持期間(keep-up period)投稿を公開したままにしておく必要のある期間。Clipsterでは、キャンペーン終了後少なくとも30日間。
有償パートナーシップのラベル(paid partnership label)投稿がスポンサー付きであることを示すプラットフォームのタグ。TikTokは、ブランドを宣伝する投稿で商業コンテンツの開示設定を使うことを求めています。

コンテンツと編集の用語

用語意味
クリップ(clip)長い動画から抜き出した短い部分を、独立したショート動画として再投稿したもの。日本では「切り抜き動画」と呼ばれます。
切り抜き師(clipper)クリップを作って投稿し、再生回数から収益を得る人。通常は自分のアカウントから投稿します。
クリップファーム(clip farm)俗称。多数のアカウントまたは多数の切り抜き師を動かして、クリップを大量に投稿する運営体制。TikTokは「自動化を使って多数のアカウントを運用したり、繰り返しのコンテンツを送信したりすること」を禁止しています。
切り抜き代理店(clipping agency)支払う側のために切り抜き師を募集し、管理する会社。NPRは、ある創業者が40,000人のフリーランスの切り抜き師のネットワークを運営していると報じました。
VODVideo on demand(ビデオオンデマンド)。過去のライブ配信を保存した録画で、配信の切り抜きでよく使われるソースです。
フック(hook)クリップの最初のひと言、映像、または動き。視聴者のスクロールを止めるために選びます。
視聴維持率(retention)視聴者がクリップのどのくらいを見るか。キャンペーンは再生回数に応じて支払いますが、プラットフォームがクリップをどこまで広げるかは視聴維持率に左右されます。
エンゲージビュー(engaged view)Shortsを「見続けることを選んだ」視聴者を数えるYouTubeの指標。Shortsの収益分配は、単純な再生回数ではなくエンゲージビューを使います。
対象となる再生(qualified view)Creator Rewardsで数えられる再生を指すTikTokの用語。動画が報酬を得るには、「おすすめ」フィードで少なくとも1,000回の再生が必要です。
焼き込み字幕(burned-in captions)動画の画素に描き込まれた字幕。どのプラットフォームでも、音声オフでも表示されます。
ウォーターマーク(watermark)アカウント名やアプリのロゴなど、動画上の目に見える印。Clipsterの切り抜きキャンペーンの半数が必須にしていますが、Instagramは、目に見えるウォーターマークのあるコンテンツはおすすめに表示されにくいとしています。
セーフゾーン(safe zone)縦型フレームのうち、プラットフォームのボタンや投稿文に覆われない部分。Clipsterは、ロゴが「プラットフォームのUIに50%を超えて」覆われてはならないとしています。
9:16ショート動画の縦型のアスペクト比。通常は1080 x 1920ピクセル。
再利用コンテンツ(reused content)YouTube:「独自の重要な解説、実質的な改変、または教育的価値やエンターテインメント性を加えずに」転用されたコンテンツ。クリエイターの許可があっても、広告収益を得られません。
オリジナルでないコンテンツ(unoriginal content)TikTok:「新しいものを何も加えていない、オリジナルでない素材や再利用された素材」を含むコンテンツ。「おすすめ」フィードの対象外です。
真正性に欠けるコンテンツ(inauthentic content)以前の「繰り返しの多いコンテンツ」ポリシーに対して、2025年7月15日からYouTubeが使っている名称。「繰り返しが多い、または大量生産された」コンテンツが対象で、広告収益を得られません。
Duet / Stitch / Remix自分の動画をほかの人の動画と組み合わせるアプリ内の機能。TikTokは、デュエットとStitchをCreator Rewardsの対象外としています。

アカウントとプラットフォームの用語

用語意味
ジャンル特化ページ(niche page)1人の配信者、1つのスポーツ、1つのポッドキャストなど、1つの話題だけを投稿するアカウント。Clipsterは、アカウントがキャンペーンのジャンルと一致することを求めています。
捨てアカウント(burner)俗称。使い捨てのアカウント。TikTokは、「アカウントが停止された後もポリシー違反を続けるために」別のアカウントを使うことを禁止しています。
ウォームアップ(warming)俗称。キャンペーンの投稿を始める前に、新しいアカウントを普通の視聴者のように使い、キャンペーン以外のコンテンツを投稿すること。当社が確認したプラットフォームのヘルプページに、ウォームアップの期間を定義しているものはありませんでした。
シャドウバン(shadowban)俗称。通知なしにリーチが落ちること。TikTokは該当するコンテンツを「FYFの対象外」と呼び、Instagramは「Account Status」でおすすめ表示の対象かどうかを示します。
FYFTikTokの「おすすめ」フィード(For You feed)。ショート動画のリーチの大部分はここから生まれます。
Account Status自分のアカウントやコンテンツがフォロワー以外におすすめされるかどうかを示す、Instagramの画面。
アグリゲーターアカウント(aggregator account)自分で作っていないコンテンツの再投稿が中心のアカウント。Instagramは、他人のコンテンツを日常的に再シェアするアカウントはおすすめに表示されにくいとしています。Tubefilterによると、2026年4月にこの扱いをReelsから写真とカルーセルにも広げました。
Sparkコード(Spark code)広告主が自分の通常の投稿をSpark Adとして配信できるようにする、TikTokの広告認証コード。
Boost CodeTikTokのSparkコードなど、ブランドが自分の投稿を有料広告として宣伝できるようにするプラットフォームの広告認証コード全般を指す、Clipsterの用語。
ホワイトリスティング / ダークポスト(whitelisting / dark posting)クリエイターのアカウント名義で配信される広告、またはアカウントのフィードに表示されない広告。Vyroは、この種の有料支援を受けたクリップの報酬を回収できます。
エンゲージメントグループ(engagement group)メンバーが互いの投稿にいいねやコメントをし合うグループ。Clipsterはこれを人為的な再生回数の水増しとみなします。
偽のエンゲージメント(fake engagement)購入した、または自動化された再生、いいね、フォロー。TikTokは「偽のいいね、フォロワー、その他の水増しされたシグナル」を削除し、その取引を禁止しています。
個人アカウント(personal account)TikTokの標準のアカウント種別。Creator Rewardsに参加できるのは個人アカウントだけで、ビジネスアカウントは参加できません。

文脈によって意味が変わる用語

  • CPM。広告では広告主のコスト、切り抜きでは自分の報酬単価です。YouTubeチャンネルのCPMは、常に広告主側の数字で、YouTubeの取り分を引く前のものです。
  • 再生(view)。YouTubeは、Shortsが「再生またはリプレイを開始するたびに、最低視聴時間なしで」Shortsの再生を1回と数えますが、Shortsの収益はエンゲージビューに対して支払います。キャンペーンは、最低値を超えた、検証済みで承認済みの再生だけを数えます。
  • ウォーターマーク。キャンペーンが求めるアカウント名やロゴは、報酬の条件です。一方、Instagramでは目に見えるウォーターマークがおすすめ表示を減らすこともあります。そのため、募集要項が求める印だけを指定どおりに入れ、転載にほかのアプリのウォーターマークを残さないでください。
  • 承認済み(approved)。承認済みは支払い済みではありません。Content Rewardsでは、承認されたCPMのクリップは7日間報酬を生み続け、その後3日間の保留を待ちます。確定するまでは取り消されることもあります。

よくある質問

切り抜きでのCPMとはどういう意味ですか?

CPMは、検証済みの1,000回再生あたりの報酬を意味します。CPM $1のキャンペーンは、承認された1,000回再生ごとに$1を、投稿ごとの上限まで支払います。CPMが広告主の支払う額を指す広告とは逆です。

per 1Mとはどういう意味ですか?

100万回再生あたりの単価です。1,000で割るとCPMになります。per 1Mで$1,500は、1,000回再生あたり$1.50です。

クリップファームとは何ですか?

多数のアカウントまたは多数の切り抜き師を使って、クリップを大量に投稿する運営体制の俗称です。プラットフォームはこのやり方の一部を制限しています。TikTokは、自動化を使って多数のアカウントを運用することを禁止しています。

切り抜きでの捨てアカウント(burner)とは何ですか?

使い捨てのアカウントの俗称です。アカウント停止を回避するために使うとTikTokの規則に違反します。また、キャンペーンはジャンルの合わないアカウントのクリップを却下するので、捨てアカウントが役に立つことはほとんどありません。

SparkコードとBoost Codeの違いは何ですか?

SparkコードはTikTokの広告認証コードです。Boost Codeは、Sparkコードを含むこうしたコード全般を指すClipsterの用語です。ブランドが自分の投稿のコードを購入すると、Clipsterはブースト報酬を支払います。

シャドウバンは公式の用語ですか?

当社が確認したヘルプページでは、公式の用語ではありません。TikTokはコンテンツが「おすすめ」フィードの対象外になると説明し、Instagramは「Account Status」でおすすめ表示の対象かどうかを示します。

出典

このページの記述はすべて、上記の日付にこれらの出典と照合しました。プラットフォームの規則と単価は頻繁に変わります。 誤りを見つけたらお知らせください。

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